行政書士業を生業として40年を超えました。これほどに素晴らしい資格は他にあるのだろうかと今更に思っています。
しかし、現実は行政書士で食べていけるのは10人に一人と言われています。当たらずとも遠からずだと思います。
弁護士、公認会計士、弁理士、税理士、司法書士、社会保険労務士等の士業で。これほどまでに成り立たないのは行政書士のみではないでしょうか。
なぜなのでしょうか。理由はいくつかありますが、大きな問題は業務知識が不足していることです。行政書士以外の士業者は国家試験の内容と実務の業務がほとんど同じなのです。そのために国家試験に合格すればある程度の業務ができるのです。
しかし、行政書士は国家試験と実際の業務がかなりかけ離れているのです。
行政書士法で取り扱いできる業務はかなり多いのですがその業務知識がなければクライアンツから見抜かれてしまいます。行政書士業務は、広範囲にわたり多く存在しますが祖語とができないために受任ができないのです。
そのために、本来は行政書士業務である業務が他士業者が行政書士法を犯し取り扱っているのも現実です。
このようなことに鑑み40年の行政書士生活の集大成として若い行政書士の養成としたいとの思いにかられました。
この研修会の受講のみでは完ぺきではありませんが若き行政書士の業務獲得の一助になればと考えております。
ぜひ、この研修会をご利用下さい。
会長 戸口つとむ